No.27 日本全国ミケ猫トマトの配達屋さんゲーム


puffさんのメールより、
20年ほどミケネコトマトの宅配便というゲームが大好きで、夜通し遊んだのを覚えています.
詳しくは思い出せないのですが、いくつかの荷物を自分の宅配車に載せて、目的地に届けるのですが、
途中で、荷物を横取りされたり、横取りしたりしながらなかなか終わらなかった、
果てしなく時間のあったあの頃を懐かしむ時必ず仲間うちで話題に上る幻のゲームとなってしまいました.
今でも誰かが、『あれ、どこかで売ってないかなぁ』とつぶやく
『モノポリー』も『人生ゲーム』も『ラヴェンス・バーガー社のゲームシリーズ』も太刀打ちできないほどのインパクトを残したゲームでした.少し遅れて、妹が、『うちのタマ』をはじ めたので、その頃の発売ではないかと記憶しています.ぜひ情報を下さい.そして、みんなで復刻させましょう!
とっても期待しています.がんばれ!

それを読んだピュウピュウさま(このゲームの製作者)のメールより、

とても嬉しく読ませて頂き、思わず目頭が熱くなりました。
「ミケ猫トマトの配達屋さん」は初めて"丸ごと任された"ゲームでした。
あの後もずいぶんたくさんのゲームを作りましたが、私にとって一番思い
出深いのはやはりこのゲームなのです。

いつも気むずかしい営業(上司)に珍しくも「いいゲームを作ったな」と褒
められたかと思ったら、別の営業からは「配達先にバンダイ社員の名前を
使うな」と怒られりしたことを今も憶えています。Gデザイナーに「トミ
カマップみたいなゲーム盤にしてください」と頼んでみたり、イベントカ
ードの中にゴジラネタを隠してしっかりバレてしまったり。....

先日2ちゃんねるでこのゲームを「ドイツのアウフアクセというゲームの
パクリだ」と書いている方を見かけたのですが、これは全くの誤解で、私
は制作当時そのゲームを見ていません。というより、「ミケ猫トマト」は
1984年に発売されたゲームで、「アウフアクセ」は1987年のゲーム大賞。
「ミケ猫トマト」の方がどう考えても早く世に出ているのです。

たかが2ちゃんねる、大人げないこだわりだと言われるかもしれませんが、
自分の一番大切な思い出とオリジナリティをないがしろにされた気がして
ちょっとだけ悔しい気持ちになりました。
(客観的にはバンダイという会社の信用のなさ(苦笑)なのでしょうか。..)
その人も楽しんで頂いたからこそ知っているのだから、恨んだら罰が当た
りますけどね。...

それにしても、そんなに似ているんでしょうかね?(まだプレイしたこと
がないのです。)人間のアイデアって面白いものですね。

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